各学年”6名限定の学習塾”。
これは、私が松山塾を開業するにあたって最初に取り決めたことであり、今後も変わることは絶対にありません。
本来、一人でも多くの生徒さんに通っていただいた方が、塾の売上という面では良いに決まっています。
ですが、それでも生徒数に上限を設けるのには、それだけの明確な理由があります。
上限を決めているからこそ
まず、全ての面で安定性が確保されます。
塾というのは皮肉にも教室が評価されて生徒さんが増えれば増えるほど、既存の生徒さんにとってはマイナスが大きくなります。
例えば、生徒数が増えたことで質問しようにも声がかけづらくなってしまった。
あるいは生徒数が増えた分、講師も増えたのはいいが、入れ替わりがやたらと激しい。
一部の学年の生徒が来ている時間は騒々しい、などなど。
生徒数の増加に伴う弊害ののリスクは、挙げればきりがありません。
しかし、上記のような内容は、お預かりする生徒さんの人数に上限を設けることで全て解決できます。
生徒数の上限を設けて自習時間を生徒さんごとにバラけさせることによって、一人一人を手厚く見させていただくことが出来ます。
また、6人という人数であれば、友達同士が固まって騒々しくなるという心配もありません。
つまり、講師も生徒も余計なことに気をとられることが無くなるというわけです。
講師が厳しい(あるいは怖い)から仕方なく集中しているふりをするような環境ではなく、その空間に身を置くことで、自然と集中できるような環境を整える。
そのためには、通っていただいている生徒さんにとって“最高の環境”となることを目指すのが一番です。
そういった考えから“各学年を6名限定”とさせていただいているのです。