子供を塾に通わせる一番の目的とは何か。

それは“学校の成績を上げる”ということで間違いはないと思います。

ですが塾に通いさえすれば、易々と成績は向上するのでしょうか。

答は“NO”と言わざるを得ません。

実のところ、そう簡単な話ではないのです。

“テスト前以外、ほとんど自分から塾に行かない”。

“塾でどういった勉強しているのかを聞いても、はっきりした答が子供の口から返ってこない”。

“授業の時間はとっくに終わっているはずなのに、なかなか帰ってこない”、などなど。

挙げ出すときりがないほど、いざ塾に通い始めた後も保護者の方にとっては不安が尽きません。

実際のところこうした不安点があるとすれば、それをひとつひとつ解消していかなければ成績の向上は見込めないのも事実。

たとえ担当講師が力のある先生であったとしても、塾に通って授業をただ受けているだけでは大した成長は見込めないというわけです。

そこで今回、こうした不安点の数々について松山塾ではどう対処しているのかということを、いくつか具体的にご紹介したいと思います。

①自習日程の明確な決定

松山塾では授業日以外の自習による学習を、本人の自主性に委ねた自由なやり方にはしていません。

誰が何曜日の何時に自習に来るのかを明確に決定したうえで、日々の学習サポートにあたっています。

そうすることで、来たり来なかったりの中途半端な学習になることもなければ、特定の時間に人数が集中して気が散る心配もありません。

また、その日に学習してもらいたいプリントや課題を個々の生徒さんごとに机上に用意してありますので、子供たちはそこに一直線で着席します。

つまり、席の取り合いや隣近所を意識する必要がない。

そこで余計なストレスから解放された状態で勉強にのみ集中することが出来るのです。

②マイスリッパの導入

松山塾では、生徒さんひとりひとりにマイスリッパを入塾時にお渡しし、下駄箱も1人一枠で決まった場所を使ってもらっています。

つまり、誰が履いたものか分からないものを履くことにはなりませんし、汚くなったものを避けることに労力を割く必要もありません。

夏場ともなればサンダルに素足で通塾してこられる生徒さんもたくさんいます。

他人が素足で履いたスリッパを使い回すことに抵抗のある人はけっこう多いでしょう。

また、マイスリッパを導入している理由はそれだけではありません。

下駄箱を1人一枠決めて使っていただくということは、生徒さんの受け入れ人数についても明確に上限を設けていることの表れでもあります。

塾と言えども客商売ということを考えれば、入塾希望者が多ければ多いほど運営者にとっては喜ばしいことのはず。

ですが、既存の通塾生にとってはそれが好ましい状況かと言われれば、マイナス面が多くなると考えています。

“塾生が増えたことで入塾時とイメージが変わってきた”。

これはその後の通塾に際しても大きく影響してくることでしょう。

だからこそ、そうした生徒さんにとってマイナス面が大きいと思われる変化を出来る限り抑えることを運営上、心がけています。