試験対策における“二つのポイント”
“情報で分かること”と“実際にやってみて分かること”。
試験対策には、主にこの二つがあり、両者には明確な違いがあります。
“情報で分かること”は、自分で調べたり身の周りにいる“わかる人”に聞いたりすることで解決出来ます。
しかし、“実際にやってみて分かること”は、文字通り自分でやってみないと分からない。
今回は、その“実際にやってみて分かること”に焦点を当てたお話をさせていただきます。
実際にやってみて分かること①
まず、実際にやってみて分ることの一つ目が、本番特有の“緊張感”です。
ただ、本番といっても、入試自体は基本一回こっきりなので、ここで言う本番とは、模試などの“普段とは違う試験”のことです。
“慣れない環境”。
“会場の空気感”。
“周りの雰囲気”。
こればっかりは、ネット検索や参考書では、どうにも出来ないこと。
そのため、積極的に経験することで“知る”しかありません。
緊張感のある場面に自分から身を置くことで、たくさん味わうようにしましょう。
実際にやってみて分ること②
二つ目が“試験時間の体感”。
これは①と関わりが大きいですが、“普段と違う試験”では、やはり少し慎重になるところがあります。
ある程度、緊張感のある中で解いているからこそ、かかる時間も練習の時とは変わってくることになる。
これも“実際にやってみる”ことでしか分らない部分なので、出来る限り早い段階で経験し、“それ込み”の戦略を考えることに活かす必要があります。
実際にやってみて分ること③
最後が、“失敗”です。
ただ、一口に“失敗”と言っても、真面目さを欠いた“失敗”ではあまり意味がありません。
本気じゃなかったことを言い訳にしてしまうから。
まずは“本気で挑む”。
そうすると、思わぬところで失敗したりして、そこから“課題”が見つかったりするものです。
“失敗”も、次に活かせる失敗にしましょう。
結論
“参考書”や“人の話”からだけでは得られない事は、実は意外と“沢山あります”。
大切なのは、“やってみて分ること”は、“早い段階で経験しておく”ということ。
そして、経験したことをその後の“行動に活かしていく”ということ。
この二つを意識して、“考えるための行動”を心がけていきましょう。