それはズバリ、“漠然とした復習は避ける”ということ
やみくもな“復習”のやり方では、思ったような成果を上げられない可能性が大です。
それでは“あまりに悲しい”。
そこで今回は、講習期間に意識すべきことについてお話します。
例えば、今の時期に行われている“春期講習”の場合
ついつい、“前の学年で苦手だったところを総復習して、次の学年へ”と意気込みたいところですが、本当にそれをするだけの充分な時間は確保されているでしょうか。
春休みといっても、実際には2週間ほどしかありません。
前学年の内容を完璧にしておくのがベストではありますが、それが厳しいとなった場合。
そこで意識するのが、次の学年(新学期)が始まってすぐに学習し始める単元と“どのくらいつながりがあるか”ということ。
短期間に学習したことを成果として感じたい場合、学習した内容がすぐに活かせる単元が次に待っているという状況が望ましい。
その意味で、すぐに活かせる場面がない単元を、この時期に学習することはオススメ出来ないのです。
さらに言うと・・・
一学期が終われば、夏休みという長期休暇がまたやってきます。
つまり、まず優先すべきは、一学期の学習をしっかりと乗り切ること。
この前提を忘れなければ、“今やるべきことは何か”というのが、おのずと見えてくるはずです。
最後に
ひとくちに“復習”と言っても、“いつ”、“何を”、“どのようにするか”というのは、非常に大きな問題。
限りある時間を有効に使い、成果を実感できる“講習”を松山塾では目指していきたいと思います。