①春休みとは!?
一言で言うと“ゆるむ時期”です。というのも小中学生にとって勉強する一番のモチベーションとなるテストが目前にありません。
わかりやすい目標がなくても、日々コツコツ努力を積み重ねられる人は少数派。
この春休みという状況では、大半の子供たちがゆるんでしまうでしょう。
でも、塾講師の立場からみれば、これほど“おいしい時期”というのもほかにありません。
それでは、夏休みや冬休みと比べて“どこが違うのか”。
今回は、春休みだけが持つ特徴と、その活かし方についてお話します。
②差をつけるなら“こういう時期”
一年でいちばん長い休暇期間となる“夏休み”や、入試あるいは学年末テストが控える“冬休み”というのは、“誰でも頑張ります”。
ということはです!。頑張って勉強したとしても、おそらく“たいして差がつかない”。
当然、周りの生徒たちも頑張っているからです。
ところが、春休みのように“ゆるみやすい時期”というのは、周りの生徒たちの勉強量がグンと減る時期なので、頑張った分だけ、割とあっさりと周りをリードすることができるのです!。
こんなにおいしい話はありません。
ただし、そうは言っても“何をしたらいいのか”という方に、ここからは具体的な“すべきこと”についての提案です。
③具体的にすべきこと
まずは、積み重ね教科である算数もしくは数学と英語に狙いをしぼります。
そして、その中でも計算や単語の暗記など、自分一人でも学習を進められる内容を中心に鍛えていきましょう。
たかが計算、たかが単語の暗記と思われる方もいるかもしれませんが、成績が上がらず悩んでいる生徒さんほど、こういった基礎力が貧しいことがほとんどです。
まずは当たり前のことを当たり前にできる状態を目指します。
また、どの学年であっても、学期始めに学習する単元は基礎力を問うものがほとんど。
つまり、学期始めのスタートダッシュを決めるためには、こういった基礎の徹底ほど重要になります。
④結論
わずか2週間足らずの期間ですが、この期間を有効に使えるかどうかが新学期のスタートを決めます。
ぜひ、メリハリのある充実した春休みを過ごしましょう!