松山塾は、公立の小・中学生を対象に公立高校の受験に“合格すること”を最終目的とし、それに特化した学習塾です。
そのため現在、私立の学校に通っておられる生徒さんや、私立の学校への受験をお考えの生徒さん、さらに既に高校生になっている方の入塾希望は、お断りさせていただいております。
開塾して間もない個人塾が対象になる生徒さんを明確に区別している。
これは一見して、上から目線と受け取られかねないとも思います。
ただ、この基本方針は今後も変えることなく続けようと思っています。
それはなぜか!
「あれもやります、これもやります」のスタイルは、最終的に通ってくれている生徒さんに大きなご迷惑をかけてしまう“可能性が高い”と考えられるからです。
例えば、小学生から高校生を対象に個別指導をする場合。
大学受験を志す高3生と、ついこの間まで小学生だった中1生が同じ時間帯に授業を受けるというケースがあったりします。
そのこと自体は問題無いと思うのですが、ふいに高3生が入試レベル問題の分からないところを質問してきたりすると、これはちょっと大変です。
質問を受けた講師は、まず問題を解いて、そこから解説を組み立ててはじめて説明することになる。
何せ突発的な質問となると何の準備もない以上、説明までにかかる時間はそれなりになることは充分考えられます。
そうなると、待たされている一方の中学生は不満を感じるでしょう。
かといって質問してきた高3生に中途半端な対応をすれば、今度はこちらに不満が残ります。
文字通り、あちらを立てればこちらが立たぬという状況です。
これは一例に過ぎませんが、塾生の対象を広げれば広げるにしたがい、色々な問題が起きることは容易に想像出来ます。
そして、塾生に提供出来る指導の質は低下し、中身が薄いものになることは避けられません。
そこで松山塾は
対象とする学年を小学4年から中学3年まで、学校は“公立”に限定することで「質の高い、中身の濃い指導をする」教室運営が可能になる。
そして、通塾を始めてから卒塾されるまで、変わることのない最適な学習環境を提供出来ると思っています。