身の回りの整理整頓
普段から意識的に出来ているでしょうか。
身の回りの整理整頓が出来ない生徒の成績は、たいていの場合“悪い”。
そう言い切ってしまうと、自分の回りにいる人で、整理整頓が出来ていないにも関わらず、成績の良い生徒を探そうとする人がいますが、チョット待ってください。
そんな例外的な人を探す暇があったら、なぜ整理整頓が出来ていない生徒の成績は悪いと言い切れるのか。
それをじっくりと考えてみてください。
そこには、しっかりとした論理的な“理由”があるのです。
ものが整理されていないと、どうなるのか
例えば、課題で出されたプリントの存在を思い出し、取り組もうとした時。
それがなかなか見つからない。
この段階で早くも1つ目のマイナスの発生です。
それは、プリントを探すための“時間”と、その時に使う“労力”です。
きっちりと整理されてさえいれば、もうこの時点でスタート出来ています。
チョットしたことのようですが、コレは大きなマイナスです。
次に、やっと見つけたプリントが、カバンの奥底でグチャグチャになっていたとしたら。
それを見たあなたは、“さぁ、やろう”という気持ちになりますか?
探すのに“時間”と“労力”を使い、あげくにやっと見つかったプリントがグチャグチャ。
ここまでで、たいていの人のやる気は、ほとんど失せてしまっているでしょう。
さらに最悪の場合
長々と時間を費やしたあげく、結局見つけることが出来なかったとしたら。
そこから、もう一度先生にプリントをもらいに行くとしても時間と手間がかかるし、おまけにプリントを失くしたことが大きくマイナス評価されるかもしれない。
整理整頓が出来ていない生徒というのは、こんなに多くのマイナスを背負うことになるんです。
この状態で“テストの結果だけは良い”なんていうのは、よほどの秀才に限られた話です。
ならば、どうする
意識的に“もの”を整理出来るよう工夫してください。
具体的に3つ紹介します。
①必要ないもの(又は必要でなくなったもの)はすぐに“捨てる”。
物が整理出来ない人の特徴の一つが“捨てられない”というところ。
要らないものがドンドン貯まってしまい、必要な物がすぐに見つけられなくなるのです。
すでに終わった学校行事の案内など、必要なくなったものはすぐに“捨てる”習慣を身につけましょう。
②ファイルを活用する
グチャグチャになった紙類は、人から“ヤル気”を奪います。
見にくかったり、書きにくかったりするプリントで、勉強ははかどりません。
クリアファイルなどを使ってキッチリ分類し、紙をきれいな状態で保てるようにしましょう。
③カバンの中身は絶えず入れ替える
出し入れが面倒で、その日に必要でない物まで持ち運んでいませんか?
それをしていると荷物が増え、余計な体力の消費にもつながります。
絶えずカバンの中身は入れ替えて、その日に“必要な物だけを持ち運ぶ”ようにしましょう。
結論
上記以外にも様々な方法があると思います。
ただ、どのような方法を採るにしても、大切なのは実行することと、継続することです。
整理整頓が苦手な人は自分なりに工夫することで、それを克服出来るようにしましょう!。
成績アップには、まずそこからです!